こんにちは!外出自粛で本を読む機会が多くなりましたが、久しぶりに万人のためになるビジネス本を読みましたので、紹介させていただきます!






さぁ、そんなこんなで子供にも促され(笑)始まりましたこのブログ。
今回は
普通の人でも確実に成果が上がる営業の方法 ―――4000社が結果を出したすごい方法
この本を紹介していきます。
子供の会話の中でも書きましたがこの本は世の中に出回っている「伝説的な営業マンが売る方法を伝えるビジネス本」とは一線を画し、普通の会社の普通の人が成果を上げるための方法が記されています。
私が感動したのは、
どっちか迷うときはどちらも追い求める!
事前準備、事前アドバイスが大事!
利益があっていけないわけがない!
と、言うところです!
特に一番目のどっちか迷うときはどちらも追い求める!はどちらか迷うシチュエーションが本の中に何回も出てきます。
新規開拓か既存顧客か?短期的取組か長期的取組か?お金かやりがいか?自分のためかお客様のためか?
全て難しい問いかけのように感じ、答えがない。もしくは状況によるとしか答えようがないように思いませんか?
この本では、気持ちいいくらいに「両方だ!」と言い切ってくれます。
時に孫子や山本五十六など偉人の言葉を借りながら、明るくコミカルに大切な気付きを与えてくれます。確かに言われてみれば両方やった方が良いに決まっているんですが、案外どっち?って聞かれたときには両方とは答えられないものですよね?
しかも両方と言いつつ、短期的な取組が信用に繋がり、長期的にも売り上げが上がっていくといういいことずくめなことも起こったりします!そうなんです、全く切り離して考える必要ないんです。
他にもいくつか事例を挙げながら、どちらもを追い求めつつ、上司との付き合い方、部下との付き合い方、中間管理職としての立ち回り、営業としての立ち回り、なども記されています。スイスイ読み進めることが出来るので、読んでて楽しかったです。
さて、2番目の事前準備、事前アドバイスです。
これは目から鱗でした。私は以前の記事で日報の書き方をかえると準備につながると書きました。
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営業日報の書き方 具体例&使用例
続きを見る
この本ではそれを超える事前準備のやり方が書いてありました。
それがPSDSです。
ビジネスの世界でよく「Plan Do See」と言ったりしますね。「計画 行動 可視化」です。
でもこの本では「Plan See Do See」のPSDSと言う言葉が出てきました。
一個可視化が増えたことで、計画即実行でなくアドバイスやブラッシュアップをする時間が産まれます。伝説的営業マンであれば即実行していって一人で売ってきてしまうのでしょうが、そこは普通の人たちですから
計画して、
皆で考えて、
行動して、
皆で結果を見て考えて、
というプロセスを踏まないと良くなりません。
こうした積み重ねがその会社のノウハウになっていきます。それが普通となればいい会社になってきたと言えると思います。
これを「先考管理」と呼んでいました。これは良い言葉ですね!わかりやすいし、実行しやすい!私も即取り入れたいと思います。
そして3番目は利益があっていけないわけがない!です!
私は以前いた会社の先輩に「お客様の望んでいることは私たちの会社が儲かる事」と教えられたことがあります。とても衝撃的な大切にしている言葉です。
先輩から教えてもらったその意味は「お客様は私たちが儲けることで、会社として存在し続けること、より良い製品を開発、製造、販売すること、より良いサポート、サービスを受けることを潜在的に希望している」と言うことでした。
たぶん聞いてから10年ほどたち、仕事も変わってしまっていますが、共感する思いは変わっていません。
この本の中でも自分達が儲かり、お客様もメリットを得ることがビジネスの正道だと書かれていました。本当にその通りだと思います。
少し前にはやったwin-winですね。私の仕事のメーカー営業で言えばユーザーとの間に代理店が挟まるのでwin-win-winの三方良しが理想です。
自分達の利益も追い求め、ユーザーのメリットも追い求め。ほらまたしても「どっちも」ですよね!
この本は普通の、と言いながらとても欲張りな本です。ただ、読むだけで明日からあなたの考えに「どっちも」の言葉が加わります!
あなたもぜひ欲張って普通の会社をすごい会社に変えちゃってください!