皆さんはBLUE GIANT SUPREMEって知ってますか?
私が今唯一発売するとすぐに買うマンガです。
連載はビックコミックです。
他にも「正直不動産」「ツーシーム」など面白いマンガ載ってます。
それは一旦置いておいて、BLUE GIANT SUPREMEです。
ジャズを題材に、一人の少年が青年へと成長する過程を描いたマンガだと思っています。
そう、漫画なので音がならないんですよ。ですよね?特に主人公が所属するバンドではほとんどの場合オリジナルの曲を演奏するシーンが描かれているので、全く知らない曲なんです。
なので、音楽なんて聴こえるはずがないのに・・・・
この漫画からは聴こえます。
主人公・宮本大の奏でる力強い音色のテナーサックスや、ハンナの鳴らすベース、ブルーノの弾く流麗なピアノ、ラファエルの叩く変幻自在のドラム。
BLUE GIANT SUPREMEには前進の漫画であるBLUE GIANTがあります。
先述の宮本大が宮城県に住む高校生の時から物語は始まり、上京し、海外に出ることを志すまでがBLUE GIANTです。
海外に出てからはBLUE GIANT SUPREMEになります。
どの演奏シーンでも音が聴こえます、もちろん漫画なので漫画的表現で「ボー」とか書いてあるんですが、それがちゃんとテナーサックスの音色に聴こえるんです。
私はもともとバンドをやっていました、ジャズではなくロックバンドです。楽器屋でバイトをしてから、ブルースやフージョンを好きになり、そこからさらにジャズを聴くようになりました。
ジャズは自由な音楽です。スタンダードな曲もありながら、即興もスリリングで楽しいです。ライブとはその日、その場所でしか聴けない、見れないものを見ることに価値があると思っていますが、ジャズはその側面が他のジャンルのものより大きいように思います。
さて、そんなBLUE GIANT SUPREMEも8巻が発売され、バンドの完成度は日に日に強まっていきます。ヨーロッパツアーも盛り上がりを見せ、ライバルバンドをも食うの人気、熱狂を博す中、バンドのドラム、ラファエルにプレイ面において革命ともいえる転機が訪れます。
私としては8巻を読んで早く次が読みたい、その気持ちがどんどん大きくなりました。
どの巻から読んでも面白さは保証できますが、BLUE GIANTから始まり、BLUE GIANT SUPREMEへと順番に最初から何度でも読んでいただきたい作品です。
BLUE GIANT SUPREME(8) (ビッグコミックススペシャル)
ブルージャイアント BLUE GIANT SUPREMEコミック 1-8巻セット